悩む人
- 帰れないのは辛い。お風呂に入りたい、ずっと寝ていたい
- 人として最低限度の生活を送りたい
- でも辞めさせてもらえない。。え、どうしたらいいの…?
こんな悩みを解決します。
こんにちは、nakamu(@nakamu0610)です!
今回は、入ってしまった会社や番組がブラックで、辞めようと思っても辞めさせてもらえない環境にある人に読んで欲しい記事です。
ADの辞め方には正しい方法があります。
ここを理解しておくだけで、きっと気持ちが楽になるはずです。
【ADの正しい辞め方】辞めたいのに辞めれない時の対処法【3ステップ】
ADの正しい辞め方は、段階をしっかり踏むことです。
それは次の3ステップ。
- ステップ①辞めた後の人生プランを立てる
- ステップ②上司にアポを取る
- ステップ③誠心誠意伝える
- 奥の手:全員を幸せにする”嘘”
一つずつ解説します。
ステップ①辞めた後の人生プランを立てる
最初にやるべきは、
- 辞めた後に何をするのか?
- なんでそうしたいのか?
を会社の上司に伝える準備です。
なぜなら、あなたが辞めたいと言えば、必ず引き止められるからです。
辞めたい理由が明確になっていれば、引き止めは振り切れます。
例えば、
- 辞めて何をする? ⇒ 広告業界に転職を考えている
- なぜそうしたい? ⇒ 他にやりたいことが見つかった。それに自分の人生を考えて、ワークライフバランスの整った生活をしたいと思った
こんな感じでシンプルに素直な気持ちでOK。
ここで大事なのは、自分の人生は自分以外誰も考えてくれないということです。
そして、自分が考えて辞めたいと思ったなら、それを阻む理由は他人にはない。という気持ちでいくことも大事です。
ステップ②上司にアポを取る
次に、上司にアポを取ります。
ポイントは、改まった機会を作ることです。
その理由は、何かちゃんと考えているんだな、と感じさせることで聞く体制にさせることができるからです。
基本的に、上司はADが辞める辞めないの話は聞き飽きています。
上司
- またかよ…まったく最近の子は… #こんな感じ
なので、ラフな空気で「ちょっとお話しよろしいですか?」はNG。ササッと話す感じでは確実にあしらわれます。
必ず電話やLINEでアポを取りましょう。
- 自分「実はちょっとご相談がありまして。」
- 自分「僕の進路のことで。」
- 上司「なに?辞めたいの?」
- 自分「…はい。実は色々考えておりまして。直接お話しさせてもらいたいのですが、少しお時間もらえますでしょうか?」
こんな感じでOK。
ここであしらわれるようであれば、ブラック確定です。
その場合の対処法はこちらをクリック。最終手段の手順まで飛ばせます。
ステップ③誠心誠意伝える
いざ上司と話す機会を設けたら、自分の素直な気持ちをハッキリと伝えましょう。
ここでは、誠心誠意話伝えることがとても大事です。
なぜなら、上司はADの辞めたい話には飽き飽きしているからです。
自分には明確な意志があって辞めるんだ。ということを伝えれば必ず伝わります。
間違っても、キツイから辞めたい、なんか違うと思った、みたいなのはNG。
自分の気持ちを伝えて、上司から
「それなら辞めた方がイイね」と応援してもらえるようになったら勝ちです。
奥の手:全員を幸せにする”嘘”
とは言っても、まったく話を聞いてくれる余地がない環境にいる方も多いと思います。
そんな時は、奥の手を使いましょう。
それは嘘を付くことです。
例えば
- 親が離婚することになって精神不安定になっている
- 親が重病に掛かってしまって看病しなければならない
- 親の借金が発覚してもっと稼がないといけなくなった 〜などなど
親関連の言い訳がとても効果的です。
なぜなら、上司が介入できない領域だからです。
ましてや、本当か嘘かも調べる方法もないので完璧に騙し切ることができます。
嘘はバレると嘘になります。でも騙し切ると嘘も誠になります。
だから関係者全員を幸せにする嘘なのです。
いや嘘は良心が痛む。と思う人がいるかもしれません。
でも、自分の幸せや上司の幸せを考えると、嘘も悪くないのではないかと思います。
なぜ辞めさせないか?理由はシンプルに面倒だから
会社や上司がなぜあなたを辞めさせないか。
それはシンプルに面倒だからです。
なぜなら、あなたが抜けることでその穴を誰かが埋めないといけません。
その代わりを探すのは、あなたの上司であり会社です。
それが1年に1回ならまだしも、ADの離職率は非常に高いため1年に何十人と辞めていきます。
管理する立場から考えると、面倒になるのも無理はないです。
代わりはいくらでもいる残酷な事実
じゃあせっかく入社させてくれた会社や、仕事を教えてくれた上司に恩を感じて頑張るべきか、そんな考えにもなりがちです。
でも、あなたが辞めたら代わりが必ずやってきます。
残酷ですが、ADの仕事は代わりが効くからです。
(ちなみにそれはディレクターやプロデューサーも同様です)
だから、恩を感じて頑張ることより、自分の人生を良い方向に進めるための努力をするべきです。だって、自分の人生は自分以外、誰も考えてくれないから。
関連記事:【テレビ業界】ADの給料が安い理由&価値を上げる方法を紹介!
テレビ制作会社の多くが派遣事業で売上を立てている
会社や上司が辞めるADを引き止める要因は、派遣事業が大きく関係しています。
会社は自分をテレビ局に派遣することで儲けています。
例えば、
- テレビ局にAD一人を派遣 ⇒ 月40万円
- その内ADに20万円を給料として支払い
- 残った20万円が儲け
大体こんな感じです。
もちろん社会保険を負担しているので、20万円の儲けにはなりません。
が、大きくはこの数字からはズレていないはず。
なので、
- 10人いれば月200万
- 50人いれば月1000万
- 100人いたら月2000万 の儲けです。
こうやって、ADを弾丸のように飛ばして売上を立てているのが今の制作会社の主流スタイルということを知っておく必要があります。
関連記事:【テレビ制作会社】儲けの仕組み【テレビ局との関係性】
どんなに辛くても”飛ぶ”のはダメ
テレビ業界では、”飛ぶ”ADが非常に多いです。
いちお説明すると、
飛ぶ = ある日突然居なくなること&音信不通
でも、飛ぶのは辞めましょう。
なぜなら、関わった人皆んなに迷惑を掛けるからです。
どんなにブラックな会社でも、最低限自分を雇ってくれたという恩はあります。
それが会社の利益追求のためだけだったとしても、少なからず。
だからその恩を踏みにじるようなこと、飛ぶことは絶対してはダメです。
飛ばずに辞める最終手段
- 辞めたいと話したのに、聞いてもらえなかった
- 上記3ステップを実践したのにダメだった
- 嘘は上手くつける自信がない
ということもあると思います。
真剣に向き合ってダメだったなら
退職代行を使うのも一つの手かもしれません。
これだったら、ブラック会社でも大丈夫で、なおかつ関わった人に迷惑を掛けることもない。
デメリットがあるとすれば、そこで関わった人とは縁が切れることです。
これは良くも悪くもあると思いますが。
まとめ
おさらいです。
ADを辞める方法は次の3ステップ。
- ステップ①辞めた後の人生プランを立てる
- ステップ②上司にアポを取る
- ステップ③誠心誠意伝える
これでもダメなら、嘘を付きましょう。
嘘はつき通すと真実になります。
全員を幸せにできる辞め方は”嘘”。
とはいっても、
- 嘘は上手くつける自信がない
- 真剣に会社や上司と向き合ったけどダメだった
という場合は、退職代行を使うのもあり。
メリットは、退職代行に連絡した日から会社と縁を切れる
デメリットは、関わった人との縁が切れる
退職代行は怪しいイメージが先行しがちですが、サービスの本質はとてもニーズに合致した良いものだと思います。
入った会社がブラックなら、最終手段も検討してみましょう。
そんじゃあまた!
関連記事:退職代行は怪しい?サービス内容を徹底解説!