悩む人
・ディレクターってどんな仕事?
・大変とは聞くけど結局何してるの?
こんな疑問に答えます。
僕自身よく聞かれることで、家族にも何度話しても中々伝わらない仕事内容をリアルに書いてみました。
本記事の内容
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ディレクターの具体的な仕事内容
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忙しさ別のリアルな1日のスケジュール
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ディレクターが稼ぐコツの解説
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何をしているか分からないと言われる理由
【テレビ業界】ディレクターの仕事内容を具体的に解説します
仕事は大きく10個に分類されます。
会議・取材・ロケハン・資料作り・台本作成・ロケ・オフライン・編集所(箱)・サブだし収録・本編編集
ただこれだけだと、「知ってるよ」と言いたくなると思うので、どこにも書いていないリアルな仕事内容を順を追って説明していきます。
今回は僕も経験してきたゴールデンのバラエティ番組を例にして説明します。
1:定例会議で大枠のネタが決まる
テレビ業界は定例会議といって週に1回全員出席の会議がある場合がほとんどです。
それはプロデューサー、総合演出、ディレクター、AP、AD、放送作家、リサーチャー、、、など番組の内容に関わる人全てが参加します。
なので広い会議室がパンパン、ADが床に座るなんてのも日常的にあります。
この定例会議では、
- 放送作家の宿題(新規のネタ案)
- リサーチャーの報告
- チーフディレクターからネタ進捗の報告
を経て、どんな内容の放送にするか大枠でネタ決めが行われます。
主に発言権は総合演出とチーフ作家にあり、その2人で方向性が決まっていく流れが一般的です。(例外ですが部長ぐらい上の人や、プロデューサーが大枠の内容を決める場合もあります)
いずれにしてもディレクター目線で考えると、番組の主導権を握る人に大枠のネタを与えられ、それに沿って実際に業務をこなす、という感じです。
2:電話取材orリサーチ
水曜日のダウンタウンを例にあげてみます。
今度の放送はこの3つのネタでいこうと決まったとします。
- クロちゃんアイドル企画
- 替え歌最強トーナメント
- 四世代対抗リレー
この中から自分に割り振られたネタは「四世代対抗リレー」と仮定します。
するとまずやらなければならないのは、
- 出演OKな四世代走れる家族探し
- 陸上トラック探し
です。
スタジオ収録日とオンエア日は決まっていてズラす事は出来ない場合がほとんどなので、
まずこの2つを揃える事が出来るのか調べて許可を取っていく作業に入ります。
この作業はかなりアナログです。
考えられる探し方は
- リサーチ会社にそういう家族のデータがないか確認
- ネットで調べて過去にテレビ出演のある家族はいないか
- ネットで四世代で元気な家族がいないか
- 知り合いを辿って聞きまくる
ぐらいです。
もしくは、知り合いの業界人に聞くという方法もあります。
というのも、テレビは飽和状態なので過去にやったことあるというような、いわゆる擦ったネタが多いのが現状です。なので、過去に同じリサーチをした事がないか周りに聞くのも一つの手段といえます。
この取材やリサーチの作業は、ディレクターからADへ指示を出し、ADが進めていくというのが流れです。
ADが大変というのはここに由来します。とにかくアナログな作業が多いためです。
3:直接取材
次に、いざ四世代の家族が見つかったとしても電話でしか話せていない場合、その人のキャラは直接会ってみないと分からない事が多いです。
また、電話で話していた内容に相違がないか確認する意味でも直接取材に出向く事が多いです。
地方の場合でも泊りがけで行くことは稀で、取材のみの場合はディレクター1人で行く場合がほとんどです。(都内であればADも行く場合が多い)
ここでは取材した内容を記録するため、小さいカメラを持っていきどんなキャラなのかどんな雰囲気なのかを撮影します。(この映像を会議で見せる事もあります)
また、その時にしか撮れないものがある可能性もあるため、記録用とはいえオンエアとしても使えるように撮るのが常です。
僕も実際に取材時の映像を使った経験が何度もあります。というのも取材対象者はいざ本番!と緊張感がある状態で撮影すると、自然に喋るのが難しくなる場合が多いです。フラットに喋っていた時の方が説得力があるという場合に取材映像を使っていました。
でも取材用って言ってたから喋ったんだ!みたいなクレームがある場合もあります。
そういう時は納得してもらえるように説明を重ねるか、譲歩し合って間を取るということが行われます。
いずれにしても相手にとって不利益な事が無いように配慮するのが直接やり取りをしているディレクターの責任です。
4:ロケハン
ロケハンは、ロケ場所を事前に下見することを言います。
使用できる陸上トラックの候補を見て、粗方目星を付けた状態でロケハンを行います。
関東圏であればロケハンに行く場合が多いですが、
地方の場合は大掛かりなロケでない場合はロケハンしない場合も多いです。(これもすべて経費削減の流れです)
このロケハンでも、小さいカメラで撮影しどんな場所でロケを行うのかプレゼン出来るようにしておきます。(ここはADの業務でもありますが、責任はディレクターにあるので自分でやる場合もある)
基本的に総合演出のチェックが必要なものは具体的にプレゼン出来るように準備しておく感じです。
(これは総合演出の意向や関係性によって大きく変わります)
5:定例会議へ向けて資料作り
取材とロケハンをした内容をまとめて資料を作ります。
基本的に型が決まっている場合が多いので、「たたき」と呼ばれる資料の第一稿はADが作る場合がほとんどです。
それをもらって、手直しを加え会議に出す資料を作ります。
ただ箇条書き程度の資料にするか、内容構成にまで踏み入った資料にするかは番組や収録までの期間によって変わります。
- 収録までの期間に余裕がない場合は、内容構成が書かれたもの
- 収録までの期間に余裕がある場合は、ペラと呼ばれるざっくり構成
これらの資料を準備し会議に備えます。
「仕込み」と呼ばれる取材やリサーチの作業は時間が掛かるため、1週間はあっという間に過ぎます。
6:再び定例会議でネタが固まる
資料を元にプレゼンを行い、イイね となれば台本作成に移り、つまらない と判断されれば企画の練り直しとなります。
練り直しは、もっとキャラの良い人を仕込む事や、企画自体変えてしまうなど色々なパターンがあります。
僕も何度会議に出しても通らないということがありました。そうなると1〜5の作業を繰り返すことになります。
結果どんどん時間がなくなり、最初に見せたものに戻るという事もあります。
業界全体が「ケツ合わせ」で動く癖が付いているのもそうですが、
決定権が一点に集中している事も影響しているかもしれません。
これはヤラセが起きる原因にも通じるものがあります。
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7:台本作成
番組によってまちまちですが、台本を放送作家が書くというケースは減っていて
ディレクターがすべて書くのが主流です。
何となく見えていたものを台本にすることで、面白くみせる部分が明確化されます。
どういうストーリーにするのか、どこにピークを持っていくのかは台本で決まります。
この0から1を生む作業が結構辛いです。
辛いので、「”やる気”待ち」という集中できない時間が訪れます。
乗ってくると一気に進むのですが、、中々大変な作業なのです。
8:台本チェック
台本が出来たら、総合演出のチェックを受ける場合が多いです。(チーフ作家も一緒にチェックする場合もある)
そこで、全く違うと言われるパターンもあれば、まぁ良いんじゃない?みたいなパターンもあります。
ここで方向性が違うとロケに大きく響くので、しっかり擦り合わせておく必要があります。
実際、台本チェックはロケの前日ぐらいのギリギリのタイミングで行われる事が多いので、
書き直しになると寝ずにロケに行くみたいな事も多いです。(移動時間だけが唯一ゆっくり寝られる)
9:ロケ
いざロケ当日です。
ロケは「技術」と呼ばれるカメラマンや音声さんを呼ぶケースと呼ばずに制作スタッフだけで行う場合と2種類あります。
今回の四世代対抗リレーでは技術を呼ぶロケになると思います。
理由は以下の3つです。
- 単純にカメラ台数が複数必要である
- 出演者が多いので音を拾いきれない
- 陸上競技の本家さながらの撮影が笑いのキーポイントになる
カメラマンをディレクターで賄うケースもありますが、同時に複数のネタが進行しているため時間を割けない場合が多いです。
そうなると技術を発注する流れになります。
また音声に関しても、複数のピンマイクで収録する場合、混線して録れない場合があります。
音を録る量が増えた場合、技術に任せる場合が多いです。
本家さながらの撮影が笑いのキーポイントになるというのは、ケースによりますが今回の四世代対抗リレーの場合だと、陸上競技で撮る画と同じタッチの画を作る事で、オマージュの要素、レースと笑いの緩急を作る要素が生まれます。
笑いを作る上であえてしっかりした画撮りをすることが必要なため、技術が必要なのです。
(ディレクターが撮る画とカメラマンが撮る画はやはり差がハッキリします、今回のような敢えてクオリティを高めたい画には技術を使うのが自然な流れです)
技術チームに企画の狙いや撮りたい画を伝え、カメラのポジションや画角、本番の流れを擦り合わせてリハーサルを行います。
それを終えると、出演者との打合せです。
どういう流れで撮影を行うか、どういう企画意図なのか出演者と擦り合わせます。
(相手が素人の場合は敢えて詳しく説明しない事も多いです。それは素人の場合、自然体が面白いケースがほとんどだからです)
(もちろん聞いてない!と怒ってしまうような事がないように人間関係を作って間を取り持つ能力が必要です)
そして本番、全体の進行を行うのは芸能人や芸人さんの場合もあれば、ディレクターが進行して行く場合もあります。
芸能人や芸人が進行を行う場合は、カンペ出しを行います。
本番時に注意する点
- 台本で想定した流れで撮れているか
- 必要なオン(喋り)は抜けていないか
- カメラの画角や動きは適切か
- 想定した笑いは作れているか
基本的には台本で想定した事は最低限撮るという意識が必要です。
その上で、現場で生まれた笑いやその場で気付いた笑いを入れ込んでいく事で映像のクオリティが高まっていきます。
そのため、台本が唯一の道しるべなので、最初の台本作りがかなり重要になってきます。
(この辺りはYoutubeの映像にも通じる部分があると思います)
10:オフライン
ロケが終わると、オフラインと呼ばれるディレクターが編集作業を行う段階に入ります。
ADが素材を取り込み、数台分のカメラを段積みし、それが入ったハードを受け取りオフラインが始まります。
基本的には、台本の流れに沿って編集していくのですが、台本で見る自然な流れと映像で見る自然な流れは違うのがつきものです。
この辺りは感覚になってきますが、興味が湧く映像にするには視聴者を引きつける編集が必要です。
それを試行錯誤しながらせっせと編集していくのです。
正直このオフライン作業がディレクターにとって一番辛い時間。
僕は辛すぎて、逃げてしまいやる気待ちの状態になる事が多々あります。
掃除をしてみたりYoutubeを見たり寝たり、、、色々な事をしてヤバい!間に合わないとなって初めてケツに火がつく感じ。
(これはディレクターあるあるかと思いますが)
何が自然で何が面白いのか、どこまで説明すれば伝わるか、どう煽れば興味を持つかなど考える事は山積みで何が正解か分からなくなってしまう事も多いです。作業しながらも客観的な目を持って編集できる能力が必要だと思います。
11:オフラインチェック
オフラインが上がると次はチェックです。
主に総合演出とチーフ作家がメインでチェックを行います。
パソコンから大きなモニターに出力して、プレビューします。
この時、ナレーションはディレクターが読み上げます。
ここでは、様々なダメ出しがあります。
何日も寝ずに仕上げたオフラインが跡形もなく直しが入ることも常です。
逆に、面白い!イイね!となる事ももちろんありますが、そんなことはまぁ少ないです。
色々な人の目から見ると、色んな意見が生まれます。
それに対応するのもディレクターの仕事です。
このチェックで受けた直しを反映させ、再チェックを行う事が多いです。
また直しがあれば、、、その繰り返しで3、4回ある事も珍しくないです。
(この間は地獄です。帰れない寝れないの状態です)
12:箱に入る
箱に入るとは、業界用語で編集所で加工やテロップなどを入れる工程のことです。
編集所はポストプロダクションと言われる所で、かっこいいテロップやオシャレな加工で映像のクオリティを高める場所です。
テレビは分業制で、このクオリティの部分は編集所のエディターという方が行っています。
(Youtubeにおける動画編集はこのエディターに近い分野だと言えます)
ディレクターはこのエディターさんにどういう文言や出し方でテロップを入れたいか指示を出します。
主にワードでタイムと文言を箇条書きにしていく感じです。
それをチェックしつつ修正を加え、映像が完成します。
13:音を付ける
BGMやSEといわれる効果音を付けるのは、音効さんと言われる方でこれまた分業制です。
音効さんは音楽効果の略称で、音を付ける専門の職業です。
編集所で完成した映像を元に、その映像にあった映像や効果音を付けてくれます。
(Youtubeでは動画編集者がここも担うので大変な面かもしれませんね汗)
ディレクターはよっぽどの事がない限り、音に対する注文をしない事が多いです。
裏を返せばそれぐらい馴染んだ音を付けてくれているということだと思います。
プロの仕事はすごいですね。
14:MA
映像が出来て音楽が付いたら完成かと思いますが、次はMAと呼ばれる音の編集所で整音作業をしてもらいます。
ここも基本お任せですが、ここのオン(喋り)をもっと聞こえるようにしたいとか、ここにSEを付けたいなど音の最終的な調整をする段階です。
BGMをここでフェードアウトさせて、ここ素で。みたいな事をしたりして、映像が少しでも面白くなるように音の調整をします。
ここで映像と音を合わせて一つのデータにしてスタジオ収録に臨みます。
ちなみにこのタイミングは超ギリギリの場合が多いです。
一分一秒を争うぐらいギリギリなのでかなりピリピリした状況です。
(そのぐらい編集作業はすべてにおいて時間が掛かるものということですね)
15:サブ出し収録
サブ出し収録とは、スタジオで出演者がVTRを見るスタイルの収録のことを言います。
今回例にあげている水曜日のダウンタウンが正にそのスタイルですね。
人気の番組はこのスタイルの番組が多いかもしれません。(イッテQ、月曜から夜更し など)
ここで中心的な役割を担うのがフロアディレクターです。
簡単に言えばスタジオの収録を取り仕切るリーダーがフロアディレクターです。
詳しくはこちらをどうぞ⬇

それ以外のディレクターは何をしているかというと、
- 演者キュー
- MC以外のカンペ出し
- 裏スイッチング
などです。いちお説明しておきます。
裏スイッチングはメインでスイッチングしているカメラ以外をスイッチングすること
ややこしいですが、メインの逆をスイッチングすることです。
他にも番組によって様々ですがこういったポジションも一般的です。
何日も寝てない状態で迎える収録が凄まじく眠いですが、達成感みたいなものもあって、自分が作ったVTRで笑いが起きた時は清々しいものがあります。(あの大御所を笑わせられた!みたいな喜びがあります)
16:本編編集
サブ出し収録をした素材を取り込んで、今度は本編編集を行います。
本編編集とは、オンエアに向けた編集のことで、CM位置などを決めながら放送尺に合わせて1秒のズレもなく編集することです。
ここからは、ディレクターの関与の仕方は番組によりけりなのですが、
- 自分が担当したブロックの本編オフラインを行う
- チーフディレクターが一括して編集する
このどちらかのパターンです。
いずれのパターンもチーフディレクターが最終的にまとめて編集するケースが主流です。
ここからもまた、総合演出とチーフ作家のチェックを受け、直してチェックを繰り返し、箱に入ります。
ここでの箱はサブ出しと要領は同じなのですが、尺が長いのでかなり編集期間も長くなります。
2時間の放送尺であれば、1週間箱に入る事もザラにあります。
なぜこんなに時間が掛かるのか?と聞かれれば、それぐらいのクオリティを高めなければ
テレビじゃないというある種下げられないラインがあるからだと思います。
Youtubeもどんどん映像のクオリティが上がっていると思いますが、その行末にテレビがあるような気がします。
でも本質はそこじゃなくて、中身だと僕は思っています。
【忙しさ別】ディレクターのリアルな1日のスケジュール
暇な日ver
- 11時 起床
- 13時 会議
- 15時 会議終了・同僚と飯を食う
- 17時 買い物
- 18時 帰宅・ダラダラ過ごす
- 22時 家で飯を食う・ダラダラ過ごす
- 3時 就寝
これはかなり暇な日バージョンです。会議が無くて暇な日はニートと変わりません笑
少し忙しいver
- 7時 起床/会議資料作り・オフライン(”やる気”待ち)
- 11時 会議
- 13時 一人飯
- 14時〜18時 オフライン
- 19時 会議
- 23時 会議終わり
- 24時 一人飯&帰宅
- 1時〜4時 ダラダラ&オフライン
- 5時 就寝
少し忙しいバージョンです。オフラインしなければならないものがあると常にやらなきゃというプレッシャーを感じます。
結構忙しいver
- 6時〜12時 起床/オフライン
- 13時〜20時 ロケ
- 21時〜24時 会議
- 1時〜 8時 オフライン
- 8時〜10時 仮眠
結構忙しいバージョンです。オフラインとロケと会議が入ってくるとかなり睡眠を制限されます。
経験上、3本番組を抱えると常にこの状態に陥ります。
超忙しいver
- 0時〜10時 オフライン
- 11時〜13時 オフラインチェック
- 14時〜etc オフライン
超忙しいバージョンです。オフラインとオフラインチェックが2番組重なるとオフライン地獄に陥ります。
眠気と戦いつつ超集中しないと間に合いません。間に合わないという言葉は存在しないので必死で仕上げます。
この4パターンに大別されると思います。ディレクターはいかに効率を上げて客観的な正しい判断をしていけるかが重要です。優秀かそうでないかはその能力によります。
ディレクターが稼ぐコツの解説
ディレクターは、単純に番組数を増やして掛け持たなければ稼げません。
単価を上げるのはまずもって難しいです。
番組によって拘束がどのくらい掛かるかはまちまちなので、まずやってみてどんどん掛け持っていく方が良いと思います。
実体験では3番組掛け持たないと年8桁までは届かないです。
詳しくはこちらの記事にも書いているので良かったら読んでみて下さい⬇

何をしているか分からないと言われる理由
テレビディレクターは往々にして色んな人から何をしているのか分からないと言われます。
これは自分の両親や兄弟にも何度話しても想像できないのか分かってもらえてないように思います。
でもそれって一体なぜなんだろう?と考えてみました。
多分答えは、分業制だからだと思います。
一つの番組を作る中で、関わる人の人数がとても多いです。
だからこの映像を作ったと一言で言っても、綺麗な映像を撮ったのはカメラマンだし、かっこいいテロップを入れたのはエディターさんだし、良い音楽を付けてくれたのは音効さんだし、面白い事を言ったのは芸人さんだし。
と一言じゃ語りきれないほどたくさんの人が関わっているからだと思います。
でもその中心にはディレクターがいて色んな人を動かして、それぞれの分野のプロの力が集まって、それでテレビが出来上がってるという事が少しでも伝われば嬉しいと思います。
まとめ
テレビディレクターの仕事は10個に大別されます。
- 会議
- 取材
- ロケハン
- 資料作り
- 台本作成
- ロケ
- オフライン
- 編集所(箱)
- サブだし収録
- 本編編集
でも細かく見ていくと16個のフェーズに分かれています。
- 定例会議で大枠のネタが決まる
- 電話取材orリサーチ
- 直接取材
- ロケハン
- 定例会議へ向けて資料作り
- 再び定例会議でネタが固まる
- 台本作成
- 台本チェック
- ロケ
- オフライン
- オフラインチェック
- 箱に入る
- 音を付ける
- MA
- サブ出し収録
- 本編編集
テレビは60年の歴史でクオリティが高まっていきました。
Youtubeもこれからクオリティが上がれば上がるほど分業制になっていくのかなと思います。
それならばテレビから学ぶ事も多いかなと思います。
少しでも誰かの役に立てば嬉しいです。
そんじゃまた!