悩む人
- YouTubeもいいけどやっぱテレビの番組作りに憧れる
- テレビのディレクターになりたいなぁ
- 大学はどこにいけばいいんだろう?
こんな悩みに答えます。
本記事の信頼性
- この記事を書く僕はテレビディレクター歴10年です
- 携わった番組のほとんどがバラエティ番組
- 大学はFラン大学で、専攻は無関係なプラグラミングでした
テレビのディレクターになるなら大学はどこでもいい【体験談】
結論からいうと、テレビのディレクターになるのに学歴・専攻はまったく関係ないです。
その理由は3つ
- 学歴が早慶上智以上でないと評価されない
- テレビを学ぶ学問は存在しない
- 実際に働く人は中卒、高卒、専門卒とさまざま
一つずつ解説します。
「学歴が早慶上智以上ないと評価されない」
テレビ局に就職するには学歴が必要不可欠です。
その際に学歴のボーダーラインは早慶上智以上になります。
極稀に例外はありますが、これが実情です。
テレビ局によっては東大卒がとても多いです。
なぜ学歴が必要なのか、それは応募者が多いからです。
お金と労力を掛けた採用をする上で、より優秀な人を選ぶ基準として学歴を使うのは必然ですよね。
ただ外部のディレクター(制作会社やフリーランス)として、テレビ番組に関わるには学歴は必要ありません。
もちろんあるに越したことはありませんが、勉強をこれから頑張っても早慶上智より上には入れないという確信があるなら、いっそのこと勉強に時間を費やすのは辞めた方がいいです。
外部のディレクターになるには、まず制作会社を探して募集に応募するのが一般的です。
僕もその方法で入りましたし、それ以外の方法はないです。
テレビを学ぶ学問は存在しない
テレビのディレクターになるのに大学が関係ない理由2つ目は、「テレビを学ぶ学問は存在しない」です。
テレビ作りを大学で教わるのは、実際に働く立場からみると謎です。
それは、番組作りのノウハウを授業で教わるのは不可能だからです。
テレビ業界は、実際に入ってみないと分からない事だらけです。
僕も就職活動の時に調べた色んな情報は結局役に立ったなと思うものはなかったです。
悪く言えばそのくらい閉鎖的で、やって覚えるしかない環境です。
実際に働く人は中卒、高卒、専門卒とさまざま
実際に外部ディレクターとして働く人の多くが、学歴とは無縁です。
それは年齢が高い人ほどその傾向にあります。
気合い・やる気・根性みたいな時代の産物かもしれません。
良くも悪くも、身一つ、やる気一つでやれるのがテレビ業界です。
なので学歴は関係ないのです。(テレビ局の社員以外)
そうは言っても大学は出ておきたいという人は・・
勉強はしたくないけど、なんとなくテレビをやりたい、とりあえず大学は出ておきたい、と考えている人こそ、テレビとは無関係のジャンルを学べる大学を選んだ方がいいです。
それは、学歴が低くても学んだジャンルがニッチだと個性になるからです。
低学歴 × ディレクター
よりも
低学歴 × ニッチな知識 × ディレクター
の方が重宝されるのは当たり前ですよね。
テレビで扱う企画はとても幅広いので、特別な知識や体験などがあとで役立つことがよくありますよ。
僕が感じるに、ジャンルはテレビから遠ければ遠いほど、面白い人になります。
僕はプラグラミング専攻だったので、パソコンに関する知識が強かったので、よく周りから使い方を聞かれることが多かったです。
こんな些細なことでも優位性が働くので、おすすめです。
もう大学に入っている人は・・
学歴も低いし、ニッチでもない学部に入っているという人も多いはず。
そんな方も悲観する必要はないです。
そんな方は、何か人よりも濃い経験をするのが良いです。
なぜならそれが自分の個性になるからです。
自分を売り込むときに大事なのは個性です。
例えばそれが、
- 世界一周しました
- ヒッチハイクで日本一周しました
- @@コンテストで優勝しました
みたいなことでなくて、
- 大学でずっとぼっちでした
- バイトに落ちまくって一回も働いたことないです
- ずっとイジメられてました
みたいな方が面白いです。
例えネガティブでも、その人にしか語れないような話しが出来た方がよっぽど興味を持ちます。
でも、そんな経験をも面白おかしく、客観視できるバランス感覚がテレビのディレクターには必要ですね。
【まとめ】
おさらいです。
今回のテーマは「テレビのディレクターになるなら大学はどこでもいい話」でした。
大学が関係ない理由は3つ
- 学歴が早慶上智以上でないと評価されない
- テレビを学ぶ学問は存在しない
- 実際に働く人は中卒、高卒、専門卒とさまざま
低学歴でもニッチな知識や体験が重要です。
それが例えネガティブでも、その経験を語れるのは自分しかいません。
すると、それが個性になり他者との差別化になります。
その上、そんな自分を第三者目線で客観視できる力も大事です。
それがテレビディレクターの目線です。
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
そんじゃあまた!