悩む人
- 動画編集って大変って聞くけど実際どうなの?
- なんで大変なの?
こんな疑問を解決します。
- 動画編集がなぜ大変なのか?因数分解してみる
- 動画編集が大変な理由3つ
- 編集を楽にする具体的な方法
- 僕は10年ほどテレビのディレクターをしてきました
- 延べ2万時間以上、動画編集をしてきたので嫌というほど知っております
それでは説明していきます。
【動画編集はなぜ大変なのか?因数分解してみる】
動画編集が大変な理由を考えてみます。
当たり前ですがそもそも動画は、画・音が組み合わさって出来てます。
それで、さらにそこに「感覚」みたいなものも入ってきます。
なので動画は「画」・「音」・「感覚」の3要素が合わさって出来ているとい言えます。
3要素合わさるとやっぱり大変
3要素合わさるとやっぱり大変です。
それは比較するとよく分かります。
画 | 音 | 感覚 | |
雑誌編集者 | ◯ | ✕ | ◯ |
ミュージシャン | ✕ | ◯ | ◯ |
動画編集者 | ◯ | ◯ | ◯ |
雑誌編集者は静止画媒体なので写真だけ使います。だから「画」だけが必用。でももちろん良い写真を撮る「感覚」も必用ですね。
ミュージシャンは、当然「音」だけ。それと「感覚」。
でも動画編集者は、「画」・「音」・「感覚」全てが必用です。
これだけでもなんとなく大変なのは分かってもらえたかと思いますが、より具体的な理由も説明していきます。
動画編集が大変な理由3つ
動画編集が大変な理由を考えました。
テレビの世界においても、編集は一番大変な作業です。
台本作成、ロケ、編集の3つの中でも、圧倒的にキツイ作業です。
1.再生して見ないと分からない
撮った動画は必ず見ながら編集していきます。当たり前ですね。
なんですが、このいちいち再生して見るという作業が、動画が長ければ長いほどボディーブローのように効いてくるんです。
これが例えば写真だったら、パッパッパっと見ていけますが、動画は再生して画を見て音を聞いて、と必ずその動画分の時間を掛けて見る必用があることが厄介なんです。
2.こだわるとキリがない
これはよく言われてることかもですが、本当に編集ってキリがないんです。編集してるとああしたいこうしたいと色々考えてしまうんですけど、本当にこだわるとキリがありません。
じゃあどうしたら良いかというと、締め切りを作ることです。
でも締め切りを作ったら作ったで、ギリギリまでやらない”ケツ合わせ”という状況になりがちです。(そのぐらいキツイ作業ということですね)
3.正解が分からなくなる
編集していると、もっと面白くしようと試行錯誤します。
YouTubeであればクライアントさんを満足させられるよう、編集によって面白くなった!と思わせるような編集をしようと頑張ると思います。
でもこの”面白い”には基準がないから困るんですね。
面白いの正解は、言葉で説明できない感覚です。
だから、自分が面白いと思ってやったことも、後で戻ってみると、あれ?これ面白い?、ってかちょっとやりすぎで寒いかも。みたいなことになりがちなんです。(そんな箇所が何個もあるとかなり時間を食います)
編集を楽にする具体的な方法
ここまで大変なことだけを言ってきましたが、ここからは編集を楽にする方法を解説していきます。
その方法は3つあります。
1.編集しない
根本、無編集の一発撮りだったら悩みは解決です。
嘘です。
そんなの出来たらやってるよって話だと思います。笑
でも、嘘のようで真理でもあって、編集しないで済む撮り方やスタイルを最初から考えておくことも重要だと思います。
2.こだわらない
編集にこだわり過ぎないことは超大切です。
なぜなら、前にも言いましたが編集はキリがないからです。
これはテレビ番組でも同じなのですが、ゴリゴリにこだわってテロップを入れてよし完璧だ!とオンエアしても、それが視聴率に影響するかといえば全然そんなことはなくて、、そんな世界にずっと居たからこそよく分かります、「大事なのは中身」です。
視聴者はかっこいい編集を見たいんじゃなくて、面白い内容を見ています。
これは念頭に置いておく必用があります。
3.外注する
今、動画編集者というお仕事が盛り上がってきています。
もちろん費用は発生してしまいますが、外注するのも一つの手だと思います。
ランサーズやクラウドワークス、ココナラから割りと簡単に発注可能です。
もしくは、Twitterで「動画編集」と検索するとたくさん出てくるので、直接DMで依頼してみるのも良いかと。
ちなみに、僕も動画編集できますので良かったら。(ご依頼は@odayakablogまで)
まとめ
動画編集が大変な理由は3つ
- 再生して見ないと分からない
- こだわるとキリがない
- 正解が分からなくなる
編集を楽にする具体的な方法
- 編集しない
- こだわらない
- 外注する
大事なのは見た目じゃなくて中身です。
編集は得意な人に任せて、本当に大事な中身を考える時間の確保が大事ですね。
そんじゃあまた!