悩む人
- どうやったら面白くなるかな?
- テレビでよく見る”ツッコミ”でも入れみようか
こんなお悩みに一石投じます。
本記事の信頼性
- テレビ業界でディレクターを10年ほどしてます
- 編集時間は累計2万時間(時には寝ずに)
- さらに1日12時間以上視聴するYouTubeハードウォッチャーです
【動画編集のコツ】やってはいけない第三者ツッコミ
”第三者ツッコミ”というのは、
出演者本人でも、撮影してるスタッフでもない、編集をしているあなたの目線でツッコミを入れることです。
言葉で言ってもよく分からないかもですが、、
例えばこんな感じです。
「お忙しい中すいません」は誰がツッコんでるの?って疑問に感じるはず。
この謎の第三者目線はだれ?っていう疑問が動画の中に一回でもあると、離脱する可能性が非常に高まります。それはイコールつまらないと判断されたという事です。
ツッコミは誰がどの目線でツッコむかがとても大事です。
これはテレビ番組でも同じで、ツッコミテロップは外すとつまらないと言われる原因になります。なので何気なく入っているツッコミもかなり慎重に考えられています。
自分が良かれと思ってした編集で、動画のクオリティが下げるのは避けた方がいいですよね。
だから”第三者ツッコミ”はしてはいけないのです。
動画編集者における良いツッコミの目線
良いツッコミの目線は、
- 出演者本人が自分に向けてツッコむ
- 視聴者に認知されているカメラマン兼編集者がツッコむ
の2つだけです。
このどちらかであれば、動画をより面白くするツッコミになると思います。
一つずつ解説します。
良いツッコミ①:出演者本人が自分に向けてツッコむ
例えばこんな感じです。
この方は編集を外注していることを公言していますが、自分で自分にツッコんでいるような感覚があるのではないでしょうか。
”本人になりきってツッコむ”
これが良い編集者の演出力ですね。
(普段からその人の考え方とか性格を知っていないと出来ないことなのでよく見ていることがそもそも大事です)
良いツッコミ②:視聴者に認知されているカメラマン兼編集者がツッコむ
グループ系のYouTuberでは、カメラマンが出演者であり編集者であるという場合がよくありますね。
この場合のツッコミテロップは、「誰がどの目線でどうツッコむ」が明確なので、違和感がないと思います。
「はじめしゃちょーの畑」や「東海オンエア」がそれに当たると思います。
まとめ
おさらいです。
やってはいけない第三者ツッコミとは、
完全裏方の編集者が自分の目線でツッコミテロップを入れることです。
共感が得られないので辞めましょう。
良いツッコミの目線は、
- 出演者本人が自分に向けてツッコんでるようにテロップを入れる
- 視聴者に認知されているカメラマン兼編集者がツッコむ
この2つです。
編集しているとついやってしまう第三者目線ツッコミですが、ハマれば笑いを増幅させることが出来ますが、共感を得られないと離脱率が上がります。
ハイリスク・ハイリターンなので慎重に。
そんじゃあまた!