悩む人
- 今さらテレビ業界に入るのはキツイよなぁ
- 学生上がりの子と混じってADはさすがにキツイよね?
こんな悩みにお答えします。
本記事の信頼性
- この記事を書く僕はテレビディレクター歴10年です
- 大卒で制作会社に入社しテレビ業界入り。
- これまで関わった番組は20番組ほど、主にバラエティを中心に番組作りをしてきました
テレビ業界に転職を少しでも考えている方が呼んで参考になる記事です。
実体験を元にまとめてみました。
サクッと読めますので少しだけお付き合いください。
テレビ業界に転職する人は意外といる話【20代後半〜30代向け】
異業種からテレビ業界へ転職してくる人は、結構います。
これまで実際に会った人は、5人。
職業と年齢はこんな感じでした。
- 不動産営業 20代後半 男性
- アパレル店員 20代後半 男性
- 警察官 20代半ば 女性
- 工場作業員 30代半ば 男性
- 建築士 30代後半 男性
転職理由は皆んな同じで、「やってみたかった」です。
人生一回しかないなら、後悔したくない、と挑戦心が強い人が多いです。
相当覚悟を決めてきていて、カッコいいなぁと思ったことを覚えています。
転職で入る場合にネックになること
ほとんどの場合、ADは大卒や専門卒が大半を占めています。
その中に、転職で入っていくわけですから多少、壁はあります。
- 社会常識のない同期と並列になる
- 年下上司だらけ
こんなデメリットが想定されます。
学生から社会人になりたての同期と、一緒に働くことに抵抗があると務まりません。
テレビは特殊な業界なので経験者が重宝されます。
従って、年下でも歴があるというだけで上司になるケースも多いです。
(能力に関係なく年功序列の場合も多い)
なので、テレビを作りたいという気持ちが強くないと厳しい世界でもあります。
でも転職者の方が総じて能力が高い場合が多い
転職で入ることはデメリットだけではないです。
むしろメリットの方が多い印象です。
というのも、転職者は社会人常識が身についているからです。
例えば、
- 報告・連絡・相談ができる
- 挨拶ができる
- 気配りができる
- コミュニケーションがスムーズ など
こんなの当たり前のことだと思いますが、実際は出来ていないADの方が多いです。
新卒ADは働くということ自体初めての経験です。
なので、
- 5分、10分の遅刻は普通
- ホウレンソウが出来ない
- 敬語が使えない
など多くの場合、びっくりするぐらい基礎がないのが普通です。
(全員ではないですが半数以上はこれに該当します)
なので、当たり前の社会常識がある転職者は、話しが通じるだけで重宝されることが多いです。
最適な転職先の見つけ方
転職してテレビ業界に入る場合、転職先は失敗したくないですよね。
なので、まずは大手から受けるのがおすすめです。
理由は、大手と小規模会社との待遇の差が大きいから。

なんですが、大手は狭き門なので受からない可能性も高いです。
なので大手の次は、自分が面白いと思っている番組を作っている会社を受けるのをおすすめします。
正直、大手以外の待遇はどこもそこまで大きな差はないです。
ならば、自分の熱を注げる番組に入るのが最も賢い方法です。

この情報が少しでも参考になったら嬉しいです。
そんじゃあまた!