【テレビの制作費】詳細な内訳を解説します

悩む人

  • テレビっていくらぐらいで作ってるんだろう?
  • 1回の放送に、ウン千万掛かるとかって本当?

こんな疑問にお答えます。

本記事の信頼性

  • この記事を書く僕はテレビディレクター歴10年です
  • 大卒で制作会社に入社しテレビ業界入り。
  • これまで関わった番組は20番組ほど、主にバラエティを中心に番組作りをしてきました

テレビの制作費って不透明な部分が多いですよね。なので、実際どのくらい掛かっているのか、内訳と一緒に解説します。

サクッと読めますので、少しだけお付き合いください。

【テレビの制作費】詳細な内訳を解説します

ゴールデン番組の1回の放送あたりの制作費、詳細な内訳がこちらです。

費目 単価 金額 備考
AD ¥400,000 10 ¥4,000,000 ※月額制
ディレクター ¥400,000 5 ¥2,000,000
チーフディレクター ¥700,000 1 ¥700,000
AP ¥350,000 1 ¥350,000
プロデューサー ¥500,000 1 ¥500,000
放送作家 ¥30,000 5 ¥150,000
チーフ作家 ¥300,000 1 ¥300,000
総合演出 ¥800,000 1 ¥800,000
リサーチャー ¥100,000 1 ¥100,000
ロケ技術(カメラ・音声・CA) ¥50,000 1 ¥50,000 ※1日単価
車両 ¥30,000 1 ¥30,000 ※1日単価
交通費 ¥10,000 10 ¥100,000 ※遠方ロケがある場合
サブ出し編集費(3箱) ¥240,000 3 ¥720,000 ※1日1箱=8万円
サブ出しMA費(1箱) ¥80,000 2 ¥160,000 ※1日1箱=8万円
ナレーター ¥50,000 2 ¥100,000 ※1人5万円
音楽効果 ¥100,000 1 ¥100,000 ※サブだし1回分
レンタル機材費 ¥10,000 30 ¥300,000 ※1日単価
レンタルハードディスク10台 ¥10,000 30 ¥300,000 ※1日単価
スタジオ技術一式 ¥2,000,000 1 ¥2,000,000 ※1日単価
美術セット一式 ¥1,000,000 1 ¥1,000,000 ※1日単価
タレントMCクラス ¥2,000,000 1 ¥2,000,000 ※1日単価
タレントレギュラークラス ¥500,000 2 ¥1,000,000 ※1日単価
タレント普通クラス ¥200,000 5 ¥1,000,000 ※1日単価
小道具代一式 ¥100,000 1 ¥100,000
本編編集費(2箱) ¥160,000 6 ¥960,000 ※1日1箱=8万円
本編MA費(1箱) ¥80,000 3 ¥240,000 ※1日1箱=8万円
ナレーター ¥100,000 2 ¥200,000 ※1人10万円
音楽効果 ¥400,000 1 ¥400,000 ※本編1回分
合計 ¥19,660,000

※誤差はありますが大体こんな感じです

モデルは、ゴールデンでタレントがVTRを見るような内容の番組です。

普段何気なく見ている番組には、普通に2000万円くらいのお金が掛かっています。

驚きですね。本当にこんなお金を掛ける価値が今あるのか謎とも思えます。

 

でも低予算で作られている番組もたくさんあります。

 

低予算番組の詳細な内訳

深夜番組は、特に低予算なためなるべくお金を掛けない作り方をしています。

「家ついて行ってイイですか?」だったら恐らくこんな感じ。

費目 単価 金額 備考
AD ¥350,000 2 ¥700,000 ※月額制
ディレクター ¥200,000 3 ¥600,000
プロデューサー ¥300,000 1 ¥300,000
放送作家 ¥30,000 3 ¥90,000
チーフ作家 ¥100,000 1 ¥100,000
総合演出 ¥300,000 1 ¥300,000
交通費 ¥3,000 10 ¥30,000 ※1日単価
レンタル機材費 ¥10,000 20 ¥200,000 ※1日単価
ロケ場所代 ¥50,000 1 ¥50,000
ロケ技術一式 ¥300,000 1 ¥300,000 ※1日単価
タレントMCクラス ¥200,000 2 ¥400,000 ※1日単価
タレント普通クラス ¥50,000 1 ¥50,000 ※1日単価
本編編集費(1箱) ¥50,000 2 ¥100,000 ※1日1箱=5万円
本編MA費(1箱) ¥50,000 1 ¥50,000 ※1日1箱=5万円
音楽効果 ¥50,000 1 ¥50,000 ※本編1回分
合計 ¥3,320,000

※関わったことはありませんが大きくは間違っていないはず

深夜番組だと300万円ほどです。

ゴールデン番組の6分の一ほどの制作費になります。

同じサブだし番組ですが、サブだしのために編集所を使わないことや、ナレーションが一切入らないこともお金を掛けない工夫だと思います。

 

それに、街中でインタビューするスタイルは予算を掛けない企画の筆頭です。

なぜなら、予算のない番組からするとメリットだらけだからです。

  • 街行く人なら出演料が掛からない
  • 面白い人に出会えるまで永遠続けられる
  • 素人のインタビューは潜在ニーズがある

 

YouTubeでもインタビューをネタにしている企画が多いのも、同じ理由と言えます。

 

この情報が少しでも参考になったら嬉しいです。

そんじゃあまた!